睦沢町のお客様。家を新築したときに植栽した木の調子が悪いとの事でご相談いた
だきました。
植えられてから2年位だそうですが、葉色は黄色くなり、枯れ枝も多く、枝先に葉っぱが
かろうじてくっついているといった感じで、いつ枯れてもおかしくない状況でした。
土が悪く、乾くとカチカチ、湿るとべとべとのひどい粘土質な土でした。
酸素も通らず、固くて根も伸ばせない状況でした。
全面、土を入れ替えるのもなかなか現実的でないので、今回は根の周り50cm
位に通気性や透水性の良い資材をすき込む事で対応しました。
養分の欠乏もあると思われるので、葉から吸収できるよう活力剤や液体肥料を葉面に
散布して様子を見ることにしました。
半年後の春の状態です、
何とか、新芽が吹きました。新しい葉が、しっかり固まって機能してくれれば
一安心です。
しかし、まだ病人のようなものなので、定期的に殺菌剤や肥料、マルチングなどの
メンテナンスを様子を見ながらおこなっていきます。
さらに1年後の様子。
葉色が本来の色に戻ってきました。